2010-2011 リーガ・エスパニョーラ 32節 サンティアゴ・ベルナベウ

Result

レアル・マドリード 1 – 1 バルセロナ

José Mourinho
Real Madrid

Pep Guardiola
Barcelona

Goals

53m : Messi Barcelona 1-0 Real Madrid
82m : Cristiano. Real Madrid 1-1 Barcelona

SUBSTITUTIONS

58m : Benzema → Özill
58m : Puyol → Keita
66m : Di Maria → Adebayor
66m : Alonso → Arbeloa
66m : Pedro → Afellay
79m : Adriano → Maxwell

データ参考サイト 
トランスファーマーケット https://www.transfermarkt.com/

Review

 バルサが前回対戦から変わったのは、左サイドバックがアビダルからアドリアーノに変わったくらいだ。対してレアルは、中盤の選手がよりディフェンシブの選手になり、アンカーにはぺぺを配置している。よりグアルディオラバルサを意識した配置だ。

 序盤これまでの試合と変わらずバルサがボールを保持する。が、前回対戦と違い、レアルの中盤が不用意に飛び込んだりせず、しっかりとブロックをつくり集中した立ち上がりをみせる。

 最初のチャンスは18分、メッシが抜け出し、カシージャスと1対1となる。が、ここは決めきれない。

 試合はバルサがボールを保持するが、レアルの中盤と最終ラインの一体となったディフェンスをなかなか崩すことができない。対してレアルは、カウンターやセットプレーで得点を奪おうとしていく。お互い集中した攻防が続いていくが、決定的なシーンがなかなか生まれない。

 42分、メッシがイニエスタ、ビジャとの連携でゴール前に迫るが、シュートはカシージャスの正面。
 44分、レアルはコーナーキックからロナウドが決定的なシーンを迎えるが、これもバルデスの正面。お互いのエースがゴールを決めきれない。

この2つのチャンスを迎え、前半は終了。

 後半もバルサがボールを持ち、レアルは集中したディフェンスをみせていく。

 後半最初のチャンスはロナウドのフリーキック。無回転気味のフリーキックは惜しくもポストに弾かれる。

 その数分後、バルサがPKを得て、遂に試合が動く。

ブスケツのロングボールにビジャが反応、それをアルビオルが対応を誤り、ペナルティエリア内で反則(ハンドかファウルかは筆者には不確)。メッシがこのPKを決め、バルサが先制。またこの反則でアルビオルは退場。レアルは数的不利となる。

 数的有利となり、スコアでも優位になったバルサはボールをしっかり回していく。ただ、レアルはここまでの戦い方を大きく変えず、慎重に試合を進めいく。また前線で起点を作るため、アデバヨールを投入する。

 70分、メッシが中盤を抜け出し、ビジャへラストパス。これはビジャが決めきれない。

 一進一退の攻防が続いていく中で、82分レアルがPKを得る。
前線で奪ったエジルはロナウドへ繋ぎ、そしてマルセロへスルーパス。アウベスがぎりぎりのところでマルセロを倒してしまい、PK。このPKをロナウドが決め、レアルは同点に追いつく。

 その後バルサがボールを保持するが、レアルは変わらず集中したディフェンスをみせる。

 89分、エジルのキープからチャンスを得るが、ここはバルデスの正面。

 徐々に時間がすぎ、この試合はタイムアップ。
グアルディオラバルサにしっかり対策したモウリーニョレアル。非常に集中力の高い試合であった。堅い試合でもあるが、お互いの戦術がしっかりとみえた試合でもあり、両者の対抗意識を感じた試合だった。今後、この戦い方どう変化していくのか楽しみだ。

原稿 ヨウ

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