Result
バルセロナ 3 – 0 レアル・マドリード
Frank Rijkaard
Barcelona
Mariano Garcia Remon
Real Madrid
Goals
29m : Eto’o Barcelona 1-0 Real Madrid
43m : vanBronck Barcelona 2-0 Real Madrid
77m : Ronaldinho Barcelona 3-0 Real Madrid
SUBSTITUTIONS
55m : Beckham → Owen
72m : Larsson → Iniesta
73m : Belletti → Damia
79m : Zidane → Albert Celades
83m : Raul → Solari
87m : Xavi → Sylvinho
データ参考サイト
トランスファーマーケット https://www.transfermarkt.com/
Review
序盤からバルセロナのポゼッションが高く、勢いがある。バルサは前年と比べ、ポゼッションが高まり、デコ、エトーなどの確かな実力を持った選手を補強し、全体の完成度も高い。
一方レアルは、フィーゴ、ジダン、ベッカムなどのスター選手の一瞬の輝きはみえるが、連携したプレーが少なく、どこかちぐはぐにみえる。
試合が動いたのは、前半29分、ロナウジーニョの裏へのパスからだった。裏ボールへ抜け出したエトーは、ロベカルとカシージャスの連携ミスを見逃さず、一瞬の隙をついてゴールへ流し込んだ。
これによってバルサはかなり優勢に試合を進める。バルサは自信満々にボールを繋ぎ、チャンスシーンに持っていく。そして前半最後にはロナウジーニョ→デコ→ファンブロンクホルストと素晴らしい連携による追加点。
レアルは取り返せる気がしなかった。チームとしてのクオリティの差が歴然であったからだ。
後半が始まっても、終始バルサペースで、レアルはどこかイライラしているようだった。そしてジダンのバックパスがエトーに取られ、エトーはスピードで独走。ペナリティーエリア内でレアルの選手が倒してしまったのは際どいプレーだったが、PKを献上した。それをロナウジーニョがしっかり決めて、既に決まっていた試合に、さらに華を添えさせてしまった。
個人能力の高い選手を揃え、チームとしての完成度も示したバルセロナ。
“ただ”、スターを集めたようにみえる銀河系軍団、レアル・マドリード。
両者の対比が色濃く出た試合であった。
原稿 ヨウ
編集 クラシコの部屋運営