2004-2005 リーガ・エスパニョーラ 12節 カンプ・ノウ

Result

バルセロナ 3 – 0 レアル・マドリード

Frank Rijkaard
Barcelona

Mariano Garcia Remon
Real Madrid

Goals

29m : Eto’o Barcelona 1-0 Real Madrid

43m : vanBronck Barcelona 2-0 Real Madrid

77m : Ronaldinho Barcelona 3-0 Real Madrid

SUBSTITUTIONS

55m : Beckham → Owen
72m : Larsson → Iniesta
73m : Belletti → Damia
79m : Zidane → Albert Celades
83m : Raul → Solari
87m : Xavi → Sylvinho

データ参考サイト 
トランスファーマーケット https://www.transfermarkt.com/

Review

 序盤からバルセロナのポゼッションが高く、勢いがある。バルサは前年と比べ、ポゼッションが高まり、デコ、エトーなどの確かな実力を持った選手を補強し、全体の完成度も高い。

 一方レアルは、フィーゴ、ジダン、ベッカムなどのスター選手の一瞬の輝きはみえるが、連携したプレーが少なく、どこかちぐはぐにみえる。

 試合が動いたのは、前半29分、ロナウジーニョの裏へのパスからだった。裏ボールへ抜け出したエトーは、ロベカルとカシージャスの連携ミスを見逃さず、一瞬の隙をついてゴールへ流し込んだ。
これによってバルサはかなり優勢に試合を進める。バルサは自信満々にボールを繋ぎ、チャンスシーンに持っていく。そして前半最後にはロナウジーニョ→デコ→ファンブロンクホルストと素晴らしい連携による追加点。

 レアルは取り返せる気がしなかった。チームとしてのクオリティの差が歴然であったからだ。
後半が始まっても、終始バルサペースで、レアルはどこかイライラしているようだった。そしてジダンのバックパスがエトーに取られ、エトーはスピードで独走。ペナリティーエリア内でレアルの選手が倒してしまったのは際どいプレーだったが、PKを献上した。それをロナウジーニョがしっかり決めて、既に決まっていた試合に、さらに華を添えさせてしまった。

個人能力の高い選手を揃え、チームとしての完成度も示したバルセロナ。
“ただ”、スターを集めたようにみえる銀河系軍団、レアル・マドリード。

両者の対比が色濃く出た試合であった。

原稿 ヨウ
編集 クラシコの部屋運営

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